日本の柿木蓮投手(3年=大阪桐蔭)が、勝利投手となった。

0-1で迎えた1回2死三塁のピンチでマウンドへ。中国の5番打者を146キロの直球で見逃し三振に仕留め、追加点を許さなかった。2回以降は被安打1に抑え、6奪三振で7回まで無失点。守備からリズムを作り、勝利を呼び込んだ。「初回は、肩のあたたまりは不十分だったけど、心の準備ができていたので、三振がとれたと思う」と納得の表情だった。

甲子園で対戦した全国の強豪校からメンバーが集まった代表での活動を終え「たくさんの選手を知って、(大阪桐蔭に)帰ってから『負けたくない』とまた思うライバルが出来ました」と笑顔で振り返った。