来春センバツ出場校の選考資料となる第71回秋季全道高校野球(30日開幕、札幌円山ほか)の組み合わせ抽選会が20日、札幌市内で行われた。今夏の甲子園に南北海道代表で出場した北照は、北北海道代表の旭川大高と初戦で対戦することが決まった。

旭川大高の4番で捕手の持丸主将が、攻守の軸として、今夏の南大会覇者を討つ。「抽選会場に来る車の中で、端場(雅治)監督に、北照とやりたいと話していたが、まさか初戦で当たるとは」と驚いた。8月12日の練習試合では勝ったが、攻撃面に課題があり、主将として1カ月半、細かく話し合いながら詰めてきた。「まだ力は足りない。個人としても打撃はまだまだ。本番までに調子を上げていかないと」と危機感を口にした。