今夏の甲子園大会で準優勝した金足農(秋田)の吉田輝星投手(3年)が、圧巻の投球で高校最後の公式戦を締めくくった。

常葉大菊川(静岡)との2回戦に先発。5回4安打無失点で毎回の11個の三振を奪い、2回には自己最速を2キロ更新する152キロをマークした。日本高野連に提出するプロ志望届の提出期限が11日に迫っているが、進路については明言を避けた。

◆150キロ投手のプロ入り 甲子園で150キロ以上出した投手は昨年まで26人いたが、このうち24人がドラフトで指名され20人が1位(98年新垣はオリックス入団拒否)。プロに進まなかったのは08年平生拓也(宇治山田商-西濃運輸)10年西浦健太(天理-法大)の2人。