中央学院(千葉1位)が、山梨学院に破れ3季連続甲子園出場が絶望的となった。

初回、先発の山下一馬投手(1年)が左越え2点本塁打を浴び先制点を許すと、3回途中から救援した畔柳舜投手(2年)も6回にソロ本塁打、8回には連打を浴び3失点。守備や攻撃のミスも重なり、流れを引き寄せられないまま秋の戦いを終えた。

今夏の甲子園に3番打者として出場した青木優吾外野手(1年)は、新チームから1番打者に。5回には適時二塁打で1点をたたき出し、意地を見せたが「狙っていたストレートがこなくて、スライダーを振ってしっかりミートできなかった。打順が1番になって自分がやらなければ、と力が入ってしまった。結果タイムリーになってよかったけど、芯で捉えたかったです」と悔やんだ。

相馬幸樹監督(39)は、「ミスが多くて、流れを作ることができなかった」と振り返るも「青木はまだ本来の力を出せていない。でも、能力は上がっていてまだまだいける。1番バッターとしてもっとやってもらいたい」と、今後に大きな期待を込めた。