福知山成美(京都1位)が昨春センバツ出場校の神戸国際大付(兵庫2位)の猛追を振り切り、1回戦を突破した。

先発の小橋翔大投手(2年)が、10安打を許しながらも粘りの投球で4失点完投。「焦りがあって早く投げてしまった。9回を早く終わりたかったので」と5-1の9回1死から4連打を浴び、1点差とされながらも後続を打ち取り逃げきった。

今秋の京都府大会では7戦中5戦で完投したエース。次戦の準々決勝の相手は、大阪府予選決勝で大阪桐蔭を破った履正社となった。「もっと打ってくると思うので、今よりさらにコースに投げて全員で勝ちたいと思っています」と5年ぶりのセンバツ出場を目指す。