25日に運命のドラフト会議が行われる。

ドラフト1位候補は、高校生に魅力あふれる野手がそろった。内野手では競合必至の大阪桐蔭・根尾を筆頭に、報徳学園・小園。外野手では大阪桐蔭・藤原が、アマチュア球界トップランクの評価を獲得する。3選手ともに、将来的に10年以上、レギュラーを務める能力を持ち、日本を代表する選手に成長する可能性を秘める。

その一方、即戦力で期待される大学、社会人の1位候補は東洋大・上茶谷、甲斐野、梅津、日体大・松本航ら投手が占める。大学、社会人の野手では走攻守3拍子で高評価の立命大・辰己が頭1つ抜ける。外野なら大阪桐蔭・藤原との比較だが、即戦力を求める球団は辰己を1位指名する可能性が高まる。