横浜(神奈川2位)が春日部共栄(埼玉1位)に7回コールドで敗れ、来春センバツ出場が厳しくなった。

1回、プロ注目の最速152キロ左腕、及川雅貴投手(2年)が突如、制球を乱した。1、2番を空振り三振に仕留め2死。3番平尾も追い込んだが、フルカウントから微妙なスライダーをボールと判定され四球。ここから連続四球で満塁となり6番平岡に走者一掃の適時三塁打を浴びた。

2回、3回にはソロ本塁打を被弾。3回途中、6三振を奪いながら5失点で降板した。

打線も2回に2点を返し反撃ムードが高まったが、3回以降は3安打に抑え込まれた。

関東・東京のセンバツ出場枠(一般枠)は6。関東4校、東京1校で、残り1枠を東京と関東の比較で争う。神奈川からは桐蔭学園が4強入りを決めており、地域性も含めてセンバツ出場は厳しくなった。