東海大菅生・中村晃太朗投手(2年)が、早実を8安打完封し、チームを決勝進出に導いた。最速137キロの直球を軸に、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シュートを交え、8奪三振をマーク。要所を締める投球で、早実のエース伊藤大征投手(2年)との投手戦に投げ勝った。

中学時代は中日小笠原らもプレーした湘南ボーイズに所属し、3年時にはジャイアンツカップを制した。来春センバツ当確にあと1勝に迫った左腕は「チームが勝つことしか考えていなかったので、良かったです。バックを信じて、自分の投球をしようと思った。次も全部投げたいです」と話した。