来年のドラフト候補、星稜・奥川恭伸投手(2年)が7回3安打無失点の力投で強敵、広陵を退けた。この日の直球の最速は149キロ。11三振を奪う力投だった。奥川の野球歴などは以下の通り。

 

★奥川恭伸(おくがわ・やすのぶ)★

◆生まれ 2001年(平13)石川県生まれ。

◆球歴 宇ノ気(うのけ)小3年から宇ノ気ブルーサンダーで野球を始め、宇ノ気中では軟式野球部に所属。捕手の山瀬とともに、全国中学校軟式野球大会で優勝を果たした。星稜では1年春からベンチ入り。1年秋に初めて背番号「1」。今年は春夏連続で甲子園に出場した。

◆U18日本代表 今夏のアジア選手権で根尾らとともにプレー。2年生では唯一の選出だった。

◆最速150キロ 今夏の甲子園1回戦・藤蔭戦で計測。開幕戦でOB松井秀喜氏が始球式を行った直後に登板。“ゴジラパワー”で一気に自己最速を3キロ上回った。

◆10連続K 秋季北信越大会準々決勝・松本第一戦で、初回から4回の先頭打者まで10者連続三振。最終的に13三振を奪って5回コールド勝ち。

◆サイズ、タイプ 183センチ、82キロ。遠投110メートル。50メートル走6秒5。右投げ右打ち。