高松商が、優勝した15年以来となる決勝進出を逃した。
初回にミスもあり1点を奪われると、3回にソロアーチ含む4安打で3点を奪われた。9回に新居の3ランで3点を返したが、星稜・奥川の前に7回まで4安打しか打てず12三振を喫した。
先発した中塚公晴投手(2年)は、制球が定まらず初回に2四球で失点。4回を投げ6安打5失点(自責3)だった。「言い訳ならなんぼでもできるけど、それを言ったら成長できない。調子が悪いなりに修正がつかなかったのは自分のせい。課題が明確になったので冬、一生懸命練習する」と言った。父方の大叔父は、PL学園から中大を経て68年に大洋に入団し、盗塁王も獲得した中塚政幸氏(73)だ。「僕は足はそんなに速くないんです…。似れば良かったんですが」と苦笑いしたが、来春センバツにはひと回り成長した姿を見せるつもりだ。