昨夏の甲子園に出場した高知商野球部が同校のダンス同好会の有料イベントに参加したことについて、問題視した日本高野連が野球部長に対する処分案をまとめていたことが18日、分かった。16日の審議委員会で、2月1日に開かれる日本学生野球協会審査室会議に処分案を上申することを決めた。

昨年12月に高知市内の施設であった入場料500円のダンス発表会に、引退した3年生部員が参加し、ユニホーム姿で踊るなどした。甲子園での応援に対する感謝として、参加したという。野球部長はダンス同好会の顧問を兼ねていた。3年生部員は退部扱いになっていない。高知県高野連からの指摘を受け、同校は報告書を提出していた。日本高野連は「イベント参加は問題ないが、有料であることが問題。商業的利用にあたる。部長の認識が甘かった」と説明した。

高知商は昨秋の四国大会でベスト4に入り、3月の選抜高校野球大会への出場の可能性を残している。日本高野連によると処分案の対象は責任者である部長に限られ、25日に行われる選抜大会の選考会への影響は「一切ない」とした。