21世紀枠の北海道地区推薦校だった釧路湖陵は、選出されず春夏通じて初の甲子園出場とはならなかった。

放課後にナインに結果を伝えた小田聖人監督(37)は「確実に訪れる春や夏の大会を見据えていこう」と気を引き締めた。今冬は校舎内やビニールハウスの室内練習場で、例年通りのメニューをこなしてきた。文武両道も徹底し、この日も3人の部員は英語検定の試験を受けた。

斎藤叡佑主将(2年)は「こういう期間があったことで、より甲子園出場に強い思いを持てた。実力をつけて夏にいきたい」と前を向いた。