第91回選抜高校野球大会出場32校の主将が集まる「キャプテントーク」が14日、大阪市内で行われた。

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東北王者として臨む八戸学院光星(青森)の武岡龍世主将(2年)も、星稜の強さの秘訣(ひけつ)に興味津々だった。

司会者から他校主将への質問権利を与えられると、奥川と小学校からバッテリーを組んできた山瀬慎之助主将(2年)に質問“口”撃。「150キロまでスピードを上げるためには、どうやって取り組んでいるのか?」。同捕手からは「何に対しても満足しないこと。良い日があったら、さらに次は何をすべきか考えるし、悪かったら修正するために何をすべきかを多くの人にも聞いて考える。そこだと思う」と回答を受けた。

武岡は「自分自身としても、練習で満足するまで1日を終わらせないということを大事にしているので、間違いじゃなかったと再認識できました」。エース右腕・後藤丈海(2年)ら投手陣は球速10キロアップを目指して今冬に取り組んできただけに「しっかり仲間に伝えます」。宿敵から収穫を得ていた。