センバツ出場の横浜(神奈川)の打線が好調ぶりを見せた。15日、大阪での組み合わせ抽選会から戻った内海貴斗主将(3年)が合流すると、試合を意識した打撃練習を行った。

初回は2番・津田啓史内野手(2年)がライト線への二塁打で出塁。続く3番・小泉龍之介外野手(3年)がレフトへの2ランを放ち、あっさりと2点を先制した。

すると、平田徹監督(35)が「じゃあ、ここからは残り2イニングで2点ビハインド、の設定でいこう。8回裏ね」とナインに指示。スコアボードが2-4となり再開した。

その仮想・8回裏は、先頭の6番・及川雅貴投手(3年)がもう少しでスタンドインの右中間三塁打で出塁。7番・大手晴外野手(2年)の適時打と投手の暴投で、見事に同点に追いついた。

試合形式の前に行われたケース打撃では、吉原大稀内野手(3年)と冨田進悟外野手(2年)の中軸コンビが、ライトへそろって特大弾。まずは明豊(大分)との初戦でエース及川を援護すべく、打線も仕上がってきた様子だった。