第91回選抜高校野球(23日開幕、甲子園)に出場する札幌大谷と札幌第一が19日、甲子園練習を行った。

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札幌第一の大平裕人主将(3年)は3年ぶりの聖地に、心躍らせた。

同主将も16年に札幌新琴似シニアの選手としてリトルシニア全国選抜に出場後、センバツ準決勝の智弁学園-龍谷大平安を観戦していた。飯田同様、そのとき以来の聖地に「あのとき、ここでプレーしたいと強く思った。今日は雨で室内でしたが、少し外も見えた。かなり気持ちが盛り上がってきました」と振り返った。

この日は甲子園の室内練習場で約1時間、フリー打撃などで汗を流した。静岡合宿中に体調不調で離脱し16日に練習に合流したばかり。「フルメニューこなせるようになった。ここから、さらに状態を上げたい」と、25日の山梨学院(山梨)戦に向け意気込んだ。チームは20日に金光大阪(大阪)、21日には滝川二(兵庫)と開幕前最後の練習試合を行う。