広陵(広島)の秋山功太郎主将(3年)が23日、開会式で選手宣誓を行った。

秋山主将は「宣誓 91回を迎えた、この選抜大会は平成を締めくくる大会です。今まで多くの先輩方が紡いできた伝統を私たちは受け継ぎ、新たな時代を築いていきます。今、私たちはたくさんの方々に支えられ、憧れの場所に立っています。汗と涙を流し、励まし合った仲間、いつも支えてくれる家族、応援してくださる全国の方々に、ありがとうの気持ちで、平成最後の甲子園を最後まで諦めず、正々堂々と戦い抜きます。そして高校生らしいハツラツとしたプレーで、日本中に笑顔の花を咲かせることを誓います」と宣誓した。

宣誓を終えた秋山主将は「ホッとしています。プレッシャー感じずにできた。自分たちがここで野球を出来ていることはたくさんの方の支えがあってからなので、その気持ちを選手宣誓で伝えれるようにと考えてしました。(練習は)かなりしました。自分が選手宣誓をすると決まったその日にチームメートと考えて、次の日に指導者と学校の先生に見てもらって決めました。(自分たちの花は)自分たちのハツラツとしたプレーで日本中の方々が笑顔になればいいなという気持ちで書きました」と振り返り、人生初の選手宣誓が平成の最後の甲子園という超大役を務めた。そして、「ハツラツとした高校生らしいプレーで日本中の方々に笑顔を届けられるように全力でプレーしていきたい」と大会に向けて抱負を語った。