23年ぶり出場の米子東(鳥取)は打線が4安打と沈黙。4回以降無安打無得点と得点を奪えず、初戦敗退を喫した。

初回、エース森下祐樹投手(3年)が先頭打者弾を浴び、いきなりリードを許す展開に。反撃は3回、先頭の9番諸遊壮一郎内野手(3年)が二塁内野安打で出塁。1死後、2番山内陽太郎外野手(2年)の右前安打や相手野手の失策で1死二、三塁とし、3番森下の内野ゴロの間に同点。しかし、得点はこの1点止まり。その裏、3点を勝ち越された。

4回以降は相手投手の手元で動く球を捉えきれず、好機を生かし切れなかった。紙本庸由監督(37)は「幸せな時間でした。あれだけ球が動く投手と対戦したことはありません。投手に対しての対策を的確に言えなかった。自分の力のなさを痛感しました」と悔しげ話した。