東邦(愛知)が、エースで3番の石川昂弥投手(3年)の投打に渡る活躍で初戦を突破した。

石川は3回に先制犠飛。1-1同点から1点を勝ち越した7回には3点目を奪う適時打を放った。投げては丁寧な投球で1失点完投、毎回の11三振を奪った。

三塁側アルプス席では自校のブラスバント部が米国遠征で不在のため、大阪桐蔭吹奏楽部が友情応援。昨年春夏甲子園を制した頼もしい助っ人応援に応えてみせた。

21世紀枠で初出場の富岡西(徳島)は強豪の東邦相手に互角の戦いを見せた。エース浮橋幸太投手(3年)の冷静な投球も見事だったが惜しくも初戦で涙をのんだ。