東邦(愛知)の主砲、石川昂弥投手(3年)が決勝戦で2本塁打を放った。

1回1死一塁から左腕山内翔大(2年)のスライダーをとらえ、バックスクリーン右まで運ぶ先制2ラン。

注目のスラッガーは2回戦の広陵(広島)戦で本塁打を打っていたが、準決勝まで16打数3安打と本来の打撃ではなく、投手としての貢献が目立っていた。森田泰弘監督(59)が「積極的に打ちにいっている。決勝は打ってくれると思う」と期待をかけていた通り、大一番で会心の一振りを見せた。

5回には2死二塁で、飯塚脩人投手(3年)から右中間に2ラン。この試合先制弾に続き、2本目の本塁打をたたき込んだ。