センバツ出場の横浜(神奈川)が延長12回の苦戦の末に勝利し、夏の神奈川大会シード権を獲得した。

今大会から背番号1をつける右腕・木下幹也投手(2年)が12回15奪三振の力投。平田徹監督(35)も「今日は木下に尽きる。背番号にふさわしい投球をしてくれた」とたたえた。

決定打が出なかった打線も2-2の延長12回表、吉原大稀内野手(3年)の2点適時二塁打などでようやく相手を振り切った。ドラフト上位候補左腕の及川雅貴投手(3年)は背番号10で出場。延長10回に代打で四球を選び、その後は右翼守備についた。

なお、同じくセンバツ出場の桐蔭学園や、強豪の慶応はともに3回戦敗退。夏の神奈川大会はノーシードで挑むことになった。