大船渡(岩手)が本州最東端の宮古運動公園野球場で宮古(岩手)と練習試合を行った。大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)は登板はなく、9回に代打出場し、右飛に倒れた。

前日20日に仙台育英(宮城)との練習試合に登板したこともあってか、この日は試合前のキャッチボールもなく、初回から7回までは三塁コーチを務めた。

8回にベンチへ戻ると、9回に代打の準備を始めた。1死一塁で代打へ。ベンチからは「朗希、(高校通算)10本目行こうぜ!」とベンチから声が飛んだ。3ボールから宮古の右腕・阿部結翔投手(2年)の外角低めを右へ。宮古湾からの海風に押されたが、スタンドインには遠く、右飛に。佐々木は悔しそうに笑っていた。この日はダブルヘッダーで、第2試合前にごく軽めのキャッチボールを行った。