東海大大阪仰星が14安打の猛攻で大体大浪商を7回コールドで下した。

2回、1死二塁から7番の南幸大地内野手(3年)が適時二塁打を放ち、先制した。3回には、4本の長短打と相手の失策も絡んで4得点。4回にも3連打で2点を追加した。その後も攻撃の手を緩めず、2回から5回まで4イニング連続で得点を重ね、決着をつけた。

投げては、公式戦初先発の田中一馬投手(2年)は「コントロールに自信がある」と言い、持ち味の打たせて取る投球で2安打完投勝利。

上林健監督(50)は「積極的に振ったことと走塁がうまくいった。地味につなぐのがこのチームの特徴。夏はもっと打てるようにならないと」。打線のさらなる強化を目標に挙げた。