札幌英藍が延長11回の末、北海学園札幌に逆転勝ちし、初の春全道大会出場へ、あと1勝とした。

延長11回1死二、三塁、9回から代打で途中出場していた吉田健人右翼手(3年)が勝ち越しの中犠飛を放ち、逃げ切った。

吉田は3季通じ初めて同校が道大会に出場した昨秋は、5番一塁のレギュラーだった。春先のオープン戦で調子が上がらず、今大会は背番号16をつけてベンチスタート。初戦は出番がなく2戦目でチャンスをもらい、しっかり仕事をした。「2ケタになって悔しかったけど、みんなにナイスバッティングと声をかけられ、すごくうれしかった。次の試合も出番がきたらチームに貢献できることをしたい」と話した。