全国15校しかない夏の大会皆勤校、同志社(京都)のユニホームからは伝統の誇りが漂う。公式戦専用は胸に「DC」の大文字。校名と大学(カレッジ)の頭文字をとった。

同大が1907年から採用したデザイン。30年ごろに大学が現在の「DOSHISHA」にした際、同志社高が受け継いだ。右袖に入れたシンプルな「同志社」の3文字も系列校で唯一。大学が濃紺を取り入れる一方、同志社高はスクールカラーの「ロイヤル・パープル」(紫)を用いる。

シード校の北嵯峨に惜敗した湯川哲平主将(3年)は「激励に来たOBの方々が昔のお話もしてくださる。このユニホームには伝統を感じます」と特別な思いを口にした。