2年連続の夏甲子園出場を狙う北照が、春の北海道大会優勝の駒大苫小牧を下し、2連覇へあと1勝とした。同点の9回無死一、二塁、5番国方海成二塁手(3年)の中前適時打で勝ち越した。

国方は、南北海道大会準々決勝まで2試合8打数1安打。安打は初戦の北海道大谷室蘭戦の内野安打1本だけで、18日の準々決勝・札幌創成戦は3打数無安打に終わっていた。この日は、決勝打を含む4安打1打点と大当たり。「昨日(19日)の練習で上林(弘樹)監督に、打つポイントと体の開きを修正するようアドバイスを受け、その通りにしたら調子が良くなった。これまでチームに迷惑を掛けてしまっていたので、勝利に貢献できて良かった」と話した。

上林監督は休養日の19日の練習で「次の試合は国方が活躍するような気がする」と話しており、予言が的中。「試合では打てていなかったが、練習では調子が良かったから、やってくれると思っていた」と喜んだ。