第101回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)南・北北海道代表の北照と旭川大高が1日、甲子園練習を行った。

北照のエース桃枝丈(3年)はマウンドで10球、投球練習を行った。昨年は甲子園メンバーに同行も球場は見学しただけで、初めて上がる聖地のマウンドに「土の上に立ったら、ここに来たという実感がわいてきた。とてもいい経験。調子も今のところ絶好調です」と振り返った。

旭川大高主将の持丸泰輝捕手(3年)は昨年8月6日、延長14回タイブレークの末に敗れた佐久長聖(長野)戦以来の聖地。左翼手だった昨夏は1点リードの8回2死一、二塁で左飛を落球し逆転を許した苦い思いがある。「球場に入った瞬間、ミスを取り返して絶対に勝ちたいと思った。今回は捕手なので(昨夏の)左翼とは目線が違った。歓声で声も通りにくくなるので、気をつけたい」と話した。