高校野球の魅力を熱く伝える人気番組「熱闘甲子園」（ABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネット）のキャスターを務めるABCテレビのヒロド歩美アナウンサーが大会中連日、コラム「甲子園ノート」で球児たちの素顔に迫る。6日の開幕を前に今大会への熱き思いを語った。

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日刊スポーツの読者の皆さん、初めまして。「熱闘甲子園」キャスターで、ABCテレビアナウンサーのヒロド歩美です。甲子園期間中、日刊スポーツに私のコラムが載ることになりました。題して「ヒロド歩美の甲子園ノート」。球児はもちろん、周りで応援される方たちに近い距離で取材できる立場として、より深い情報をお届けしたいと思っています。甲子園に行くことができない方、甲子園に観戦に行っても球児の素顔を見ることができない方、全ての高校野球ファンの皆さんにとって、楽しく躍動感あるコラムを目指します！甲子園取材は6年目、「熱闘甲子園」のキャスターは4年目に突入しました。高校野球の魅力は、なんと言っても球児たちの全力の姿です。甲子園での全力の姿こそが、これまでの彼らの計り知れない努力を表していると思います。

今年も、全国各地の地方大会に足を運びました。全国的な話題となった岩手大会、大船渡・佐々木朗希投手の3回戦にも行ってきました。印象に残っているのが、相手校の一戸です。残念ながら敗れてしまいましたが、試合後、エースの西野くんは笑顔で「楽しかったです。満員のお客さんの中で、目の前には佐々木くんがいましたし」と話してくれました。すがすがしい彼の強さと、多くの人を魅了させる佐々木くんにも感動した瞬間でした。

いよいよ6日、夏の甲子園が始まります。実は、私から1つお知らせがあります。今年は、開会式の行進の実況を担当することになりました。6年間取材してきたからこそ、球児たちがどんな思いで歩いているのか、情景描写だけではないそれぞれの気持ちを乗せてお伝えします。コラムともども、楽しみにしていてくださいね。（熱闘甲子園キャスター）

◆ヒロド歩美（ひろど・あゆみ）1991年（平3）10月25日生まれ、兵庫県宝塚市出身の27歳。2014年入社。16年にABCテレビ女性アナウンサーとして初の「熱闘甲子園」キャスターを務める。現在の主な担当番組は「サンデーLIVE！！」「そんなコト考えた事なかったクイズ！トリニクって何の肉！？」（いずれもABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネット）。