3年ぶり6度目出場の鶴岡東が、15年以来の初戦突破だ。山形大会でみせた堅守と攻撃力を、甲子園の舞台でも発揮した。

高松商は2回2死二、三塁から9番石丸圭佑内野手(3年)の左前適時打で先制。さらに3回1死二塁では4番岸本将翔外野手(3年)が中前適時打を放ち、追加点を挙げた。

鶴岡東は2点を追う5回。1番河野宏貴内野手(3年)の適時二塁打で1点を返した。さらに2死満塁とし、5番丸山蓮外野手(3年)が左前へ2点適時打を放ち、一気に逆転に成功した。その後、2死一、三塁で三走山下が本盗を試みたが失敗に終わり、追加点とはならなかった。

鶴岡東は8回に森弦起内野手(3年)の適時二塁打、9回には竹花裕人外野手(3年)の大会第9号となる2ランでリードを広げて逃げ切った。

勝利した鶴岡東は2回戦は14日第2試合にセンバツ準優勝した習志野(千葉)と対戦することになった。敗れた高松商は春夏通算60勝目と初の4元号勝利を逃した。