日本学生野球協会は13日、都内で審査室会議を開き、高校15件の処分を決めた。

7月に監督(27)の暴力(部内)が発覚した青藍泰斗(栃木)は、報告義務違反も含め、4カ月の謹慎となった。

また、すでに秋季大阪大会の出場辞退を発表している上宮太子(大阪)は、部員のいじめ(部内)により8月28日から11月27日までの対外試合禁止。同校責任教師(51)は隠蔽(いんぺい)により3カ月謹慎となった。

御所実(奈良)は顧問(23)の酒気帯び運転で1年の謹慎。大洲(愛媛)は監督(56)の暴力(部内)で1カ月の謹慎。日向学園(宮崎)は監督(47)の暴力(部内)と報告義務違反で7カ月の謹慎。同校部長(29)は3カ月の謹慎。東日本国際大昌平(福島)はコーチ(30)の暴力で1カ月の謹慎。高岡第一(富山)は責任教師(29)が選手の万引、窃盗を隠蔽(いんぺい)したとして3カ月の謹慎。叡明(埼玉)は、コーチ(27)の暴力、暴言(部内)、報告義務違反で7カ月の謹慎。芝(東京)は監督(51)の暴力(部内)、報告義務違反で4カ月の謹慎。

市尼崎(兵庫)はコーチ(25)の暴力、暴言(部内)、報告義務違反で7カ月の謹慎。同校部長(39)も同じく1年1カ月の謹慎。部員の問題行動があったとするA県のBチームに関しては、9月12日から3カ月の対外試合禁止とし、学校名は発表されなかった。