一関学院が積極的な攻撃が奏功した。初回裏1死一、二塁。4番坂本章畝(あきせ)内野手(2年)が初球カーブを右中間に運ぶ先制二塁打。2回までに4盗塁を絡め、6点先取で主導権を握った。

夏からレギュラーの坂本は3打席連続安打で3打点1得点。準決勝は夏の準々決勝で敗れた花巻東と再戦。副将も務める坂本は「夏の対戦で打てなかったのでリベンジしたい。広角に打ち分けて引っ張っていきたい」と誓った。