八戸学院光星(青森)は延長10回タイブレークの末、中京学院大中京(岐阜)に7-8のサヨナラ負けで初戦敗退した。

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八戸学院光星は強力打線健在で16安打を放ったが、拙攻で自滅した。初回に1死満塁の好機を逸すると、9回もバントが投手正面をついて併殺。プロ志望届を提出した4安打1打点の伊藤大将内野手(3年)も、タイブレークの二塁走者で捕手からのけん制死。同じくドラフト指名を待つU18W杯日本代表の武岡龍世内野手(3年)は「高校最後の試合になってしまったけど2度追いつく粘り強さは出せた。犠打や走塁が大事。プロになれたら生かしていきたい」と前を向いた。