日本高野連は29日、来年のセンバツから申告敬遠を適用することも決定した。

高校野球はスピードアップが順調に進んでいたため、2年前にルールブックに記載された後も導入していなかった。今回、球数制限の決定と重なったが、日本高野連は「球数制限がありきではない。もともと来年あたりから導入しようと考えていた」と説明した。

高校野球は監督がベンチから出られないため、申告の仕方をどうするかなど、試合での運用は来年2月までに詰めていく。たとえば、無死三塁から満塁策を取るために2者連続申告敬遠する場合も想定される。その際、誰が敬遠されたかを分かりやすくするためにも、申告敬遠された打者はプロ野球のように次打者席から一塁へ行くのではなく、1度打席に入ってから一塁へ歩くようにする方針だ。