東京都高野連は13日、発表予定だった春季都本大会の開催可否を26日に延期すると発表した。都の教育委員会が高校に部活動を行わないことを通達。4月4日からの本大会は、昨秋に都大会進出した64校で行う予定だが、そのうちの19校は都立高で練習ができない状況にある。部活動再開の通達が25日までになければ、春季大会の実施ができないとした。

同高野連の武井克時専務理事は「球児にとっては年に3回しかない大きな大会。なんとか開催したい」。球場を確保したまま、開催に向けて準備を行っていく。開催が決まれば、役員が代理で組み合わせ抽選を行い、26日に発表。中止となれば25日に緊急理事会を開き、夏の大会のシード校選定方法などを協議する。