新型コロナウイルスの感染拡大を受け、高校野球の春季大会が相次いで延期や中止となる中、春季沖縄大会が25日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などで開幕した。選抜大会が史上初めての中止となり、大きな衝撃を受けた高校球界に球音が戻った。

沖縄県高野連によると、31日までは無観客で開催。4月以降については状況を見て判断する。感染者が出た場合には、大会の休止や中止も視野に入れているという。選手や大会関係者は朝に検温し、37・5度以上の場合は入場を禁止する。球場の各所には消毒液が設置された。試合後の校歌斉唱なども取りやめた。

選抜大会からスタート予定だった「1週間で500球以内」とする投手の投球数制限と、投球せずに打者を四球とする「申告故意四球(申告敬遠)」を実施。那覇-北谷の1回戦では早速、申告敬遠が行われる場面があった。

春季沖縄大会は20日に開幕する予定だったが、25日開幕に順延となっていた。(共同)