道内の高校野球部は今-。新型コロナウイルス感染拡大でセンバツは中止。道内も春季全道が中止となり、各地区大会だけが5月中旬に延期されて行われる。

各校の活動は、公立校は一斉に休止中で、私立校は再開しているチームもあれば、4月中旬ごろまで自粛するチームもある。日刊スポーツでは独自に活動状況を調査。この状況下、どのような思いで球春を待っているのかを探った。

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公立校は8日の始業式をめどに随時、練習を再開していく。昨秋の全道大会に出場した別海は2月26日から休校に入り、野球部も活動休止中。そんな中、島影隆啓監督(37)が選手17人全員の家を家庭訪問し、コミュニケーションを図っており「どんな顔をしているか、見ておかないといけないので。みんな元気そうでした」と説明した。

根室では休止期間中、選手に屋内で動画を見ながらダンスをすることをすすめている。部員6人の津別は、スイング動画を共有アプリで指導者に送信して“遠隔”指導するなど、各校が時間を有効活用しようと工夫している。