日本高野連の小倉好正事務局長(61)は4日、新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が31日まで延長になったことに「延長された後の各都道府県の状況を確認するなど、引き続き情報収集に努めさせていただきます」とコメントした。

102回全国選手権大会(8月10日開幕、甲子園)開催へ向け、無観客で行うなど検討を重ねている。開催可否は20日の運営委員会で話し合われる。全国で最も早い6月20日から開幕予定だった沖縄大会は開幕を延期する方向で、各都道府県高野連も、3年生の最後の大会へ知恵を絞っている。だが、緊急事態宣言の延長により休校、部活動禁止も5月いっぱいまでとなれば、大会への準備期間が短くなり故障や熱中症などの危険性も増える。日本高野連は感染状況だけでなく加盟校や各地域の状況把握を続けていく。