近畿では滋賀、奈良、和歌山の3県で緊急事態宣言が解除された。

滋賀県高野連は「通常通り、無観客、中止の3パターンで準備をしている」と新型コロナウイルス感染状況を見ながらあらゆるパターンで滋賀大会の開催検討を重ねている。「3年生のことを考えてやっている」と、全国大会が中止の場合の単独開催についても前向きな考えだが、「球場確保、3年生の進路などを考えると延期は難しい」と話した。和歌山は単独開催について前向きな姿勢。奈良も検討を重ねている。

緊急事態宣言が解除されなかった大阪、兵庫、京都の高野連も、現在は通常通りの開催ができるように準備を進めている。京都府高野連は「夏の京都大会は全国大会の予選。本大会が方向を決めないことには」と、甲子園での全国大会開催可否の決定を待っている。