今夏の「2020年甲子園高校野球交流試合」(8月10日開幕、甲子園)に出場する仙台育英(宮城)が、新型コロナウイルス感染拡大による自粛明け初の練習試合を行い、青森山田を8-0と圧倒した。

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ドラフト候補150キロ右腕の青森山田・小牟田龍宝投手(3年)は立ち上がりの投球を猛省した。この日の最速は最速146キロだったが、初回、2回と連打を浴び、6回9安打8失点(自責5)。4回には3者連続三振を奪う場面もあったが「指にかかった時は良いボールが投げられているけれど、試合を作らなくてはいけないのに乗り切れなかった」。リハビリを続けてきた右肩痛は完調。キレのある変化球も生かす配球や制球力など、夏までの課題も明確となった。