日本高野連は22日、日本野球機構、日本プロ野球選手会とともに、現役のプロ野球選手や監督などが野球部員に対して贈った「未来へ向かう君たちへ」と題したメッセージ動画を同連盟のホームページ上で公開した。

侍JAPAN稲葉篤紀監督(47)や全12球団の監督、西武山川、巨人岡本などそうそうたる面々が、全国の野球部員に対してメッセージを発信している。動画内では「チャンスで打席に入る時の心構え」や「ピンチを招いたときの投手の考え」といったさまざまな質問内容に回答。選手は各球団4人、計48人が参加しており、出身校で47都道府県を網羅している。

大阪桐蔭2年時に、阪神藤浪らとともに春夏連覇を達成した西武森は「今の自分から高校時代の自分に言いたいこと」について、熊本・九州学院出身で昨年セリーグ新人王のヤクルト村上は「試合で打席に立つときに気をつけていること」を回答。宮崎・都城高出身で、昨季は最優秀防御率のタイトルを獲得したオリックス山本は「高校時代から続けている練習、トレーニング方法、体調管理」について伝えている。ほか、ロッテ角中、ソフトバンク内川、楽天岸、日本ハム西川、広島菊池、阪神糸原、DeNA今永、中日高橋らが参加している。