夏季北海道高校野球大会函館地区の組み合わせが1日、代理抽選で決まった。来春から函館西と再編統合され、今夏が最後の出場となる函館稜北は江差、上ノ国との連合で、2回戦で函館工と対戦する。

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函館工は冬から3年生全16人をさまざまなリーダーに定め、責任感を持たせる取り組みを続けてきた。

石岡洸樹右翼手がチーム主将、中村匠馬遊撃手がゲーム主将、三塁コーチャーの舘花敬祐が声出しリーダーを務めるなど“分業制”を徹底。20日からの練習試合は3勝1分け2敗で、最近3戦は函館大有斗、函館商、函館大谷に3連勝。山本裕也監督(40)は「実戦をやることで選手たちからも、やるぞという雰囲気が出てきた」と手応えを口にしていた。