＜高校野球栃木大会：文星芸大付5－1宇都宮＞◇24日◇2回戦◇宇都宮清原球場

全国高校野球選手権大会がなくなった今夏。球児たちはどんな思いで試合に臨むのか。直筆の手紙とともに随時掲載していく。

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昨秋準優勝の強豪・文星芸大付が実力を発揮した。

エースの高根匠人投手（3年）は5回1／3を投げ9奪三振。課題の立ち上がりを克服し「恩返しのつもりです」と笑った。主将の盛下瑠唯内野手（3年）は、同点の6回1死満塁、内角直球に詰まりながらも中前に落とす2点適時打とした。

今大会は3年生34人で臨む。「泥くさくても3年生の背中を見せたい」とスタンドの後輩に誓った。仲間への感謝を手紙にしたためた、センターラインを担う2選手。一致団結で次戦に臨む。