新潟の独自大会を無事に終え、県高野連の富樫信浩会長(59)は「保護者、野球関係者、指導者の方々、関係された皆さんに感謝しています」と話した。新型コロナウイルス感染防止を軸に県など関係各所と調整。課題をつぶしながら開催にこぎつけた。「大会中に県内での感染確認者が増えていったが、各校が保護者会長さんを中心に選手のために行動してくださった」。

甲子園につながらない中、最後の夏に臨んだ各校の3年生部員には「普通ではない中、しっかりと準備してプレーをしたというのはすごいこと。この経験は今後の人生に生きる。新潟で高校野球をやって良かったと思える時がきてくれればいいです」とメッセージを贈った。