旭川永嶺は昨秋ドラフト6位で酒田南から巨人入りした伊藤海斗外野手(19)のはとこ、鈴木暢人が9回2死から代打で登場し、遊ゴロに倒れた。

「最後に使ってもらって監督に感謝です。できれば出塁したかった」。母方の祖父が伊藤の祖父の弟にあたる。山形・酒田市の母の実家に遊びに行くと、1歳上の伊藤とよくキャッチボールをしたという。「(伊藤は)持っているものが違う。自分はその分、人一倍練習してきたつもり。やりきったし悔いはない」と前を向いた。

▽旭川永嶺の藤田克己監督(55) 子どもたちは一生懸命やってくれた。どこのチームも同じだが、春の負けの悔しさを経験させられないままの夏。本当なら、負けて学んで夏を迎えられるのだが、そうできないのが難しいところだった。

▽初戦で敗れた旭川永嶺の釜土主将 (昨秋育成ドラフトで旭川大高から広島入りした持丸捕手と同じ旭川永山中出身で)中学時代は持丸先輩が投手で僕が捕手だった。先輩もプロで頑張っているし、僕らも北大会の頂点に立ちたかった。