プロ志望届を提出している、おかやま山陽(岡山)の高校通算24本塁打の右の長距離砲、漁府輝羽(ぎょふ・こうは)外野手(3年)が29日、30日に甲子園で行われる「プロ志望高校生合同練習会」での猛烈なアピールを誓った。

全国でも20人ほどのめずらしい名字で「先祖が漁師だったとかは分かりませんが、第一印象から頭に残るのはプラスかなと思います」と話す。まだ確実性はないが飛距離はトップクラス。日本ハム中田のようになれる可能性を秘める。父明洋さん(48)が手作りした長さ1メートル以上、重さ2キロの鉄のバットを振り込んだパワーで、プロへの道を切り開く。

◆漁府輝羽(ぎょふ・こうは)2002年(平14)7月16日生まれ。岡山県倉敷市出身。第一福田小1年からソフトボールを始める。福田南中では軟式野球部でプレー。おかやま山陽では2年春から正右翼手。183センチ、84キロ。右投げ右打ち。