来春センバツへの重要な参考資料となる第73回秋季東海地区高校野球県大会(19日開幕)の組み合わせ抽選会が14日、静岡市内で行われた。

抽選の結果、3年ぶりに秋の県大会に出場する掛川西(西部1位)は、富士宮西(東部5位)対昨秋県王者・藤枝明誠(中部5位)の勝者と初戦を迎えることが決まった。大石卓哉監督(40)は「久しぶりの県大会で、他地区の学校とやらせてもらえるのが楽しみ。選手たちが、大きく成長できる大会にしたい」と意気込みを語った。

先月の甲子園交流試合に出場した加藤学園(東部1位)は、静岡商(中部4位)対今夏の県準優勝校・浜松開誠館(西部5位)の勝者と初戦。抽選会に出席した山田泰基部長(26)は「どこも力がある。初戦までに、自分たちの野球ができるように練習していきたい」と話した。

今大会は一般客の入場を認めず、学校管理下の部員やその家族ら、1試合に1校あたり最大400人入場できる。県高野連は、入場する大人1人につき600円の大会協力金の寄付を募るとしている。