瀬谷西が7回コールドで敗れた。

背番号5の左腕が強豪打線に立ち向かった。武田碧杜投手(2年)が、0-2で迎えた2回2死一塁の場面で2番手として登板。2回を投げて6安打4失点だった。「ボール球が多かった。桐蔭の選手たちはみんな大きくて怖いのはあったけど、変化球でフライに打ち取れた部分は良かった」と前を向いた。

右投げの選手が三塁手を務めることが多い中、珍しい「5」の左腕。チーム事情で正三塁手が不在のため、投手一筋の武田が背負った。この日は「1」の近村琉介投手(2年)が先発で三塁に入った。

チームの目標は、夏の県大会32強。エースナンバーで貢献できるよう、オフ期間はコントロールを安定させ、体も大きくする。「シャドーピッチングでフォームを固めて、リリースポイントを安定させたい」と意気込んだ。【湯本勝大】