由利工が、昨秋秋田県王者の能代松陽を破り、3年ぶりに4強入りした。182センチ右腕・高瀬水楓(みなき、2年)が、好投手の深堀虎童(こどう、2年)との投げ合いを、わずか93球で5安打無四球完封。試合は1時間25分で終わった。

「いつも四球が多く、そこからヒットを打たれて点を取られていた。ストライク先行でキャッチャーが構えたところに投げられた」と納得の表情だった。