三島南はミスが響いた。初回、悪送球からの失点を皮切りに3点を先制された。序盤で流れを失うと、反撃は5回の1点のみ。7回コールドで完敗した。

稲木恵介監督(41)は「自分たちがもっている力を出せなかった」。それでも3位決定戦に勝てば、62年ぶりの東海大会進出が決まる。この日1安打の伊藤侍玄(じげん)主将(2年)は「気持ちを切り替えて一戦必勝でいきたい」と顔を上げた。