大阪準決勝は大阪桐蔭が履正社との“横綱対決”を制し、東海大大阪仰星との決勝進出を決めるなど、各府県で秋の高校野球が佳境を迎えた。

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履正社は4点先制されても1点差に迫る粘りを見せたが、投手陣が踏ん張れなかった。

5回1死一塁からエース渡辺純太投手(2年)が連続四球で満塁とし、8番打者に2点適時打を許して突き放された。岡田龍生監督(59)は「連続四球でストライクを取りにいって打たれる。一番いけない点の取られ方」と悔やんだ。山田との3位決定戦に回り、近畿大会出場を期す。