春夏通じて初の聖地へ「王手」だ! 柴田(宮城3位)が東日本国際大昌平(福島1位)との打撃戦を15-10で制し、初の1大会3勝、秋は32年ぶりの4強進出を決めた。「4番一塁」の菅野結生(ゆうき)内野手(1年)が8回の逆転打を含む4安打4打点と大暴れ。両軍ともに18安打の打ち合いは9回に9点を奪って突き放した。連覇を狙う仙台育英(宮城1位)、日大山形(山形1位)、花巻東(岩手3位)も勝ち上がり、東北2枠のセンバツ切符を懸けて18日、石巻市民球場で準決勝を戦う。

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◆県3位校のセンバツ出場は? 秋季東北大会に各県3校出場となった96年以降では、翌春センバツにのべ68校が出場。うち県3位校の選出は7校のみ。一般枠が99年東北(宮城)、04年東海大山形、10年秋田商、16年青森山田、18年日大山形。21世紀枠が18年由利工(秋田)と今年の磐城(福島)。